宮崎県立図書館

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貴重電子図書の紹介


ここに紹介する資料は当館内で閲覧できます。

閲覧をご希望の方は、閲覧室内カウンターのインターネット使用受付にて館内閲覧をお申し出下さい。
なお、一部については当サイト内デジタルアーカイブにてご覧いただけます。


書  名内容備  考

「杉田文庫 一」 

軸物編

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 「杉田文庫」は、置県100年を記念して県立図書館に寄贈された貴重な文化資料である。資料総数は、約12,000点に及び、内容は軸物・短冊・色紙を始め、医学古刊本・文学・エスペラント(ポーランド在住のユダヤ人ザメンホフによって発表された国際補助語)・静坐関係(せいざかんけい・座禅に代わる精神修養の一つの形態)、郷土資料など多彩である。中でも、連歌・俳諧は、特筆すべきものがある。本電子図書は、その中から軸物約155点を収録している。画像は、五升庵蝶夢肖像(ごしょうあんちょうむしょうぞう)である。これは、雪堂(せつどう・京都の画家)が絵を描き、柏原瓦全(かしわばらがぜん・京都の俳人)が書をかいているものである。

「杉田文庫 二 」

古俳諧書編

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 連歌は、日本の伝統的詩形のひとつで、複数の人間で和歌の上句(かみく)と下句(しもく)をつなげていくものである。句のつなげ方には規則がある。また俳諧という言葉は、もともと滑稽(こっけい)という意味があった。それを芸術の域にまで高めたのは江戸時代前期の松尾芭蕉である。本電子図書は、このような古俳諧書14作品を収録しており画像は、天文17年(1548)の「路」を詠み込んだ連歌である。

「杉田文庫 三 」

短冊編

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 短冊とは、和歌・俳句を書き記すための細長い縦長の料紙(用紙)である。本電子図書は、短冊約756点を収録している。画像は、大田南岳(おおたなんがく・明治~大正の日本画家)の「梨籠と農婦」と鵜沢四丁(うざわしてい・俳人、秋声会に属し,『俳諧』を創刊主催)の「軒先の風鐸(ふうたく)」である。

「杉田文庫 四 」

色紙・額物・句集編

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杉田文庫は、多くの文化人の残した色紙や額物、句集なども収録されている。本電子図書はその中の色紙、88点・額物14点・句集94点を収録している。画像は、明治28年の秋に秋月種樹公(あきづきたねたつこう)が書かれた俳句の一節である。

 「九峯修行日記」 


文化十年~文化十一年収録

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 本電子図書の著者の泉光院・野田成亮翁(のだせいりょうおう)は、佐土原藩の真言宗・安宮寺の住職である。文化九年老後の思い出にと全国行脚を志し、時の佐土原藩主忠持公に願い出て許しを得、日本九峯修行の旅に出た。本電子図書は、文化十年から文化十一年の内容を収録したものである。画像は、官幣大社宮崎宮(かんぺいたいしゃみやざきぐう)に寄ったときのものである。

(文化十二年は欠)


文化十三年~文化十五年収録

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 野田成亮翁は、風雨や寒暑とたたかい、難行苦行に耐えながら托鉢行脚を続け、6年2ヶ月にわたる日本九峯修行の旅を全うした。本電子図書は、そのうちの文化十三年から文化十五年の内容を収録したものである。画像は、江戸に寄ったときの様子が書かれたものである。

「小村寿太郎侯写真帖」宮崎県が誇る明治の外交官

第1・2巻

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 この写真帖は、外務省が小村侯没後三十年を記念し展示したものを、県立図書館が編集し直したものであり、全て白黒写真である。なお本電子図書は、外務省許可の下に作成しており、実物写真は外務省保管である。画像は、小村寿太郎侯が米国留学当時のものである。


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