『佐土原藩島津家日記』は、江戸時代の佐土原藩の藩政史料です。佐土原藩第4代藩主忠高の寛文9(1669)年12月から第10代藩主忠寛の文久2(1862)年6月までの記録です(ただし、欠落している期間もあります)。
江戸及び在所(佐土原)における藩主を中心とした藩政記録ですが、領民の生活がうかがえる記事も含まれ、佐土原藩を知るための重要な史料です。本館では、県史料筆耕解読員により当日記の筆耕解読が行われており、現在天明7(1787)年9月までが刊行されています。